ラケットに錘を貼りたいのだけど、どこに貼ればいいのかわからない場合、錘を貼るとどういう効果があるのかわからない場合について
目次
結論:
ラケットに錘をつけたい場合は、筋力的に余力がある場合で、かつ以下のケースに当てはまるときに試してみましょう。
- ラケットが軽すぎて相手の打ってくるボールに打ち負けているとき
- ラケットのバランスを自分のプレースタイルに合わせたい場合
- 自分のプレーの中で苦手なショットを補強したい場合
錘をつける場所による効果
【注意】
- 1~4まですべてフレームの内側に左右対称に貼り付けます。理由は、スウィングしたときの遠心力とインパクト時の振動で剥がれやすくなるからです。
- フレームの汚れをよく拭き取ってから貼りましょう。
- ストロークなどのスウィングの振り抜きがよくなり相手のボールに打ち負けなくなりますが、ボレーのラケットワークが悪くなります。
- 1と3の中間になります。
- ボレーの面が安定しますが、すとろーくなどのスウィングの振り抜きが悪くなります。
- この場所は単独で錘を貼るのではなく、2〜4まで長い錘を貼るプレーヤーが多い場所です。
- ここも単独ではるのではなく、1〜4に錘を貼った場合にバランスを取るために用いることが多い場所です。この場合、グリップレザーの中に貼るのもよいでしょう。
注意点:
- たとえ1gをつける場合でも筋力不足により、腰や肘を痛める場合があります。
- あとから増減できるように初めは、小さな錘をいくつかに分けて貼りましょう。
よく使われているアイテムの紹介
最初は1g単位で調整して自分にあった場所と重さを探さなければいけません。その場合によく使われるアイテムです。上段は幅0.6mm、下段は幅12mmの商品になります。昔からプロでも使用する商品です。お試しください。
この商品を貼るときのコツ
ラケットの曲面でも、貼ることができますが、僅かな隙間があると打球時の振動により剥がれやすくなります。貼ったあとは、しっかりと押し付けて隙間がないようにしましょう。
コーチング:
低学年のジュニアが大人用のラケットにする段階で、試験的に重くしてみて使えそうならばラケットを大人用に変更する判断をするときに用いる事ができます。そのために、数グラム小分けにした錘を用意して置きましょう。
ジュニアは、体格や体力が急速に上昇するときがあります。いつ大人一般が使用するラケットするか、テンションを上げるかは、コーチが注意深く見なければならない重要なポイントです。
日々上達するジュニなにとっては、上達のための重大な時間ロスになります。
一般女性の場合で、初心者用の軽いラケットからトーナメントモデルに変更する場合なども同様です。